スプレッドシートのオートフィルの利用が可能です。
実行例 autoFill オートフィルを利用する
こちらのセル情報からautoFillToNeighborを利用することで

以下のようにExcelのオートフィル動作をコードから実行する方法を紹介します。

リファレンス
autoFill(destination, series)
destinationにオートフィル対象のrangeを指定します。例えば上記の例であればA3:B10です。
新しい値は、指定されたseriesによって決定されます。
引数:series
property | type | description |
---|---|---|
SpreadsheetApp.AutoFillSeries.DEFAULT_SERIES | Enum | デフォルト。この設定で実行すると、拡張範囲内の空のセルに既存の値の増分が入力されます。 |
SpreadsheetApp.AutoFillSeries.ALTERNATE_SERIES | Enum | この設定で自動入力すると、拡張範囲の空のセルに既存の値のコピーが入力されます。 |
実行サンプル
今回はB1:B2の範囲を使ってB列の残りを拡張するため以下の通り、記述します。
function myFunction() {
var sheet = SpreadsheetApp.getActiveSheet();
// オートフィル元の範囲を取得します
var sourceRange = sheet.getRange("A1:B2");
// オートフィル対象の範囲を指定します。ここで元の範囲を含む必要があるため注意です
var destination = sheet.getRange("A1:B10");
// オートフィル元のrangeで実行し、1つ目の引数にオートフィル対象のrangeをします
sourceRange.autoFill(destination, SpreadsheetApp.AutoFillSeries.DEFAULT_SERIES);
}
実行に成功すると下記の通り、A3:B10までA1:B2の値を参考にして自動的に値が入ります。
